はじめに
これを書いているのはブラジル戦後
書いている人は、
- サッカー経験なし(学校の授業とか、放課後友だちと遊んだりくらい)の素人
- 年齢は30代中盤
- 父親がサッカー好き&弟が学生時代サッカーをやっていた影響で、 代表戦は学生時代は殆ど観ていた 2002日韓からワールドカップ日本戦は全試合観ている
- 好きなチームはバイエルン・ミュンヘン。ロベリー(ロッベン・リベリー)時代が好き。大学時代に留学していて、マンU時代の香川の試合(ファーディナンドの引退試合)とか、バイエルンvs.ドルトムント, vs. シャルケを生で観たのが思い出
- 幼少期は鹿島アントラーズのファン。学生時代から社会人にかけて、海外サッカー特にブンデスリーガ・プレミアリーグを観ていたが、ここ数年はほとんど追えていない(好きだったバイエルンのスタメンもほとんどわかってないくらいのレベル……)
という前提です なので、にわかとまではいかないかもだけどサッカー素人の振り返り(レビューと言えるほどの質でもない) 誰得かはわからないけれど自分の整理のためにも書きます
感想
まず概要
- 世界の壁: よく頑張ったと思うけど世界の壁は厚い・高い。ブラジル戦前半はよかったが、後半は全く勝てる気配がなかった
- 敗因: 敗因は①選手層の薄さ、②個人のスペック頼みで戦術がなかった、③クジ運含めた運
- 監督交代: 森保監督の交代ついては、替えてもいいし、替えなくてもいいと思う Pros/Consがあるので
- 良かった選手・悪かった選手
詳しく書くと、
1. 世界の壁について まずGLでの戦い。
ケガ人が多かった中で、前回のドイツ・スペインと違い日本をリスペクト(ドイツ・スペインが全くしていなかったと言いたいわけではない)して、対策をちゃんとしてきたオランダ相手に2回追いついたのは上出来だったと思う。オジサン的な意見でいうと、オランダに2回追いついて引き分けって、小学生の自分とかが聞いたらびっくりすると思うw 私を幼少期からサッカー好きにさせた父親も家族のグループLINEで「つよくなったなぁ」と言っていた 途中1-2になったタイミングでも「追いつける」っていう確信みたいなのがあった、不思議と負ける気がしなかった
チュニジア戦はちゃんと大差で勝ったし、スウェーデン戦もターンオーバーで佐野海舟と冨安を温存した中で、負けなかったのは満点ではないけど合格点だとおもう 理想は大差で勝って1位突破だけどモロッコとあたっても負けていた気がするし あそこで下手に勝ちに行って負けるよりは1-1で分けられたのはよかった ここでもチュニジアにしっかり無失点で大差で勝てるのは、「強くなったなぁ」という印象
ブラジル戦について、前半は「いけるかも」という内容だった
イエローカードをもらいすぎていた気もするが審判が出しすぎだったし 今出せる最強のメンバーでみんな走っていたと思うし 佐野海舟のゴールも、今まで「あんなの観たことないよ」ってレベルのスーパーゴールだった ただ試合中もこれ後半持つのかってのは心配だった
後半になってブラジルがブラジルになった 私の世代とかだと玉田が決めてからの4-1逆転で負けてヒデが引退した2006年のワールドカップがよぎると思うけど 確かあれハーフタイム前にロナウドか誰かにヘッドでやられてから後半はワンサイドゲームだった記憶 まあよく言われることだけど「本気にさせてしまった」感がある
後半は太刀打ちできないなっていう印象だった まずシュートチャンスがない 守ってクリア->クロスくる の繰り返しで ボールはほとんど支配されていた 素人がみても「得点できるニオイがない」「いつかやられる」っていうのが試合中の感想 ザイオンがめちゃくちゃ当たってていい意味で予想外に守れてたけど全然決まってておかしくなかったしスコア的には3-1とかそれこそ4-1とかで負けてた
冨安はヴィニシウスを封じていたはずで なんでこんなことになってるんだって感じだったけど ブラジルが前半とは違い「簡単にポンポンクロス入れてくるな」そしてこれやばいな日本めちゃくちゃ苦手だなって バイエルンで監督やってたこともあるアンチェロッティのことだから戦術変更してくるだろうなとはおもったけどここまでハマるかっていう感じだった
時限爆弾がもうすぐ爆発するってわかっているのにその場を離れられないみたいな時間がつづいてた 最後は祈ってた オランダ戦のときの「全然追いつける」っていう感覚は全くなくって いつギロチンが落ちてくるのか 延長までいっても勝てるイメージはなかった
カゼミーロの1点目は、オランダ戦のファン・ダイクの1点目がよぎった 守備のベテランにヘッドで決められる すごい差を感じた
2点目 「田中碧なんでクリアせんねん」ってそのときは思ってしまったけど よく観れば「町野や菅原何やってるの」ってなった 個人を責めるとかではなくて脊髄反射的な感想
まあ あれを防げたとしても 勝ち筋としては奇跡が起こってPK戦に行くくらいしかなかったと思う 残念ながら全く得点できる空気はなかった 時間的にも2点目が決まった瞬間 叫ぶとかでもなく崩れ落ちた ああもうだめだって思ってしまった
負けた 悔しかった 行ける気がしてた チームの雰囲気と前半の流れだけをみると
2. 敗因 について 大きく3つ
①選手層の薄さ、②個人のスペック頼みで戦術がなかった、③クジ運含めた運
①選手層の薄さについて、三笘・南野・遠藤・久保も離脱してしまった中で酷だったと思うけど
伊東純也を最初から出さないといけない、変化をつけられない
堂安・前田が全力で守備しないといけない
今回の状況は結構悲惨だった
最近ちゃんとみてないオジサンからすると知らない選手は大体不安だった
みんな思ってることだけど、もし上記のケガ人たちが全員元気だったのifの世界線はみたくなってしまう 後半から三笘や伊東純也が出てくる展開ならワンチャンあったのかもしれない
②個人のスペック頼みで戦術がなかった について これ結構思ってしまうことなんだけども 今の方が昔より個人のスペック頼みになっているようにみえる もちろん理想のサッカーがそっちならいいんだけど「洗練された組織」みたいなものを目指すんならちょっと違う気がしていて というのもチームとして強い・個人に頼り切ってないというという意味だと、替えが効くというか、①にもつながるけど たとえば鎌田・堂安がかわった瞬間に「もう無理だ」にはなってはいけない気がする だけど実際なっていたと思う すごく難しいんだけども、他の国も突出した個みたいないわゆる看板選手みたいなのはいるし、強いチームならそれでいいんだけどそういうエースはエースでいていいんだけど、それ以外の点数を80点とれるようにするみたいなチーム作りができていたんだろうかなっていうのが言いたいことで うまく言語化できていないけど
名指しで批判できるほど知らなくてごめんなさいなんだけど 菅原、町野、鈴木の交代は不安しかなかった 「守れるのかこの人たちで」って感じだった
ちょっと違うかもだけど 私くらいサッカー最近観てない人でも「この人名前聞いたことあるな」って人が22人いないと(GKとかは別にいいけど、替えが各ポジションにいる状態)ベスト16とかはいけてもベスト8以上は無理かなという逆説的な感想
またブラジルは 前半・後半で「戦術変えるよ」に対応できたわけでブラジルの方がよっぽど個人技って感じではなくてチーム力が高いっていうふうにみえた もちろん足元の技術とか最後のシュートではなくパスを選択するみたいな力はあるという前提で さらに戦術変更に柔軟に対応できるのも結局個人の質だろ って意見もわかったうえで
なんか日本は 佐野海舟のスーパーゴールとかダイゼンのバカみたいな(もちろん褒めてる)スプリントみたいな その人じゃないとできない何か に頼りすぎていた気がする これ本当におもしろくって 日本が目指しているサッカーって多分昔は違ってたはずで でも結果、今の日本代表って 足が速い伊東純也とか前田大然のプレスとか佐野海舟のボール奪取力みたいな 個人の質にかなり依存してしまっている気がする 本当のプロなら 伊東純也の代わりに伊東純也2みたいなことができる選手が出てきてもいいんだと思うし それでも機能するのが戦術な気がする
ブラジル戦後半の守備固めらしき交代が不安に感じたのは 多分彼らも本来の守備位置とか得意な守備の形と違ったからだと思う ごめんなさいだけど彼らが本来どれがやりすくて得意なのかまでは知らない ただ普段とは違うものを代表では求められているんだろうなっていうのはわかる
一方で堂安みたいに 本来の攻撃力や「ゴール決めたい」というエゴは捨てて守備に徹してそれを確実に遂行できる選手をみてしまうと 先述の守備固めの選手たちは「もっと気合いれてできたんじゃないの」とも思ってしまう
そういう意味で、Xとかでみられる「森保監督批判 = 戦術がない」ってのはわかる気がする そもそも、本来のポジションとは違うところで代表で使うことでその選手の最大値・最高のパフォーマンスは出せないわけで それが難しいなら多少格が落ちても、本職の人を使うべきではないかとおもう 後半にクロス入れられて何もできないはここ3大会くらいずっと同じような感じで あの原因がもう昔みたいに「日本人選手背が低いから」ではなくて、というのも平均身長も180cmとかの時代なんだから なんでなのかなぁーって気になる 幼い頃からの守備の仕方・教育みたいなものなんだろうか
③クジ運含めた運 について グループFは死の組といわれて、前回もだけど まずはその運がないなと思うし、ケガ人の多さも よりによって一番いてほしい三笘とかが直前でだめとかも 運がなかったなとは思う また、ブラジルとあたるのも、そのブラジルが王国のプライドを捨てて頼んだ初の外国人監督で、アンチェロッティという誰もが認める名将だった というのも運がなかったと思う 7-1でドイツに負けたときみたいな 名前忘れたけど いわゆるブラジル人監督なら 後半あそこまでかえられず 日本はあのままいけたかもしれない
3. 監督交代 について
下記の 私にしてはちょっと バズったポスト にも書いたんだけど
森保監督は チーム作り・モチベーション管理・メンタル面・チームビルディングみたいな面においては優秀で、世界でも最高峰な監督なんだと思う
多分 人格者だし 人がついてくる人なんだと思う 実際に会ったことがあるわけではないからもちろんこれも憶測だけどね
↑に対する反対意見として 守田が監督批判したから外された みたいな話もあるし、ブラジル戦後のインタビュー(下記)で何か言いたいことを我慢してた みたいな話も出てたりするけど
これらについて思うのは
①まずは憶測だということ 我々はその場にいないし真実はわからない もしかしたら守田が呼ばれなかったのは別の理由があるかもしれないし 監督批判もそこだけではなくてチーム内でも色々あったのかもしれない
②次に、もし本当に「監督批判をしている選手を外す」ことをしていたとしても それはチームビルディングにおいては必要なんだと思う どれだけ個人の能力がめちゃくちゃ高くても、自分を批判しているやつを使いたくないし、監督を支持しているチームメイトも一緒にやりたくないと思う サッカーの監督と選手っていう多くの人があまり体験したことがない関係性で想像するのが難しい場合は、わかりやすく仕事の上司・部下とかでいいかと思う
自分がチームの上にたったとき、チーム内で自分を批判するやつがいたら 排除するのは もちろん批判の仕方とか状況にもよるとはおもうけど 全然おかしなことではないと思うし チームの和が乱れることのほうがその人個人の働きよりよっぽど重要だという考え方もできるかなと
もちろん監督とかによっては、「自分を批判するくらい元気なやつがいても全然いいよ」みんなで喧嘩しながらやっていこう っていう人もいるんだろうけど 中田ヒデとかの時代によく聞こえてきていたチーム内不和・分裂 みたいな話を踏まえると 決して森保監督のやっている「不穏分子を排除」するは悪くはないと思う 考え方次第だけど全然ありだと思う
一方で、先述した(せんじゅつだけに)戦術について これについては森保監督では限界がありそれは多くの人が指摘している通りだと思う 無能とまではいかないけど 森保監督はあくまでモチベーション管理とかチームを作るのが上手い人であって それこそアンチェロッティみたいに感情殺して仕事ができる人 ではないんだと思うんだよね その結果がいつも同じようなパターンでの敗戦 8年やっても20年前から結果が変わらない っていうことなんだろうなと ただやっぱり人格者何だとは思うし メディア戦略も含めて 一部の人を除いて、ライトな層を含めて、日本中が応援したくなるチームを作れる監督なんだとは思うんだよね
で アンチ森保の人が叩く気持ちもやっぱりわかる 同じことの繰り返しでは先に進めないし アンチェロッティは無理でも世界で実績を残したいい監督を連れてくる のもありだとは思う ただその際に、昔のようにチーム内不和とか言語の問題とか いろんな問題が発生して 結局 森保監督のほうがよかった っていうケースもあるかなとは思っている
だから なんか一番いいのは 森保監督をトップにおきつつ もうちょっとコーチ陣がロジカルに 戦術をしっかりできるように なのか もしくは ロジカルな人が上に立ち 森保さんがコーチになる みたいな そういう ハイブリッド なんかまあもう組織論だとおもうんだけど 自分が仕事するときに 感情がないもしくはパワハラ気味で ただ仕事できるよ みたいなやつの下で働きたくないでしょ って話で チーム内に1人はそういう人がいてほしいなとは思っちゃうわけです
4. 良かった選手・悪かった選手 について
長くなってきているのでこれを最後にしますが
堂安 鎌田 伊東純也 前田 上田 谷口 冨安 佐野 ザイオン 田中碧 伊藤 中村は良かったです 他は微妙に感じました もちろん書いた人たちの中で波もあったとは思うけど
特に 佐野海舟はもう一個上のクラブにいける まあもう話でているみたいだけど とおもったし ザイオンもこれから長期的にお願いしますって感じだったかなと 川口・楢崎とかの時代から川島も経てだけど ザイオンの安定感は半端なかった ちょうど代表引退するノイアーみたいな選手になってほしい
冨安も別格だった 次の4年はケガなしでいってほしいし 久保くんもかな
伊藤洋輝はバイエルン出るみたいだけど 安定はしてたと思う 最後ブラジル戦はは疲れてそうだったけど
堂安 鎌田は もっと攻撃させてやりたかったなぁっていう ただこのメンツの中でも1つ抜けてるような感じがあった それは技術とか結果っていうよりメンタル面とかチームへの奉仕みたいな側面
伊東 前田もよくがんばったと思う 足が速いっていうのがどれだけ脅威になるかは 多くの子供達に勇気を与えたとも思う
谷口もよかったなぁ 年齢があれだから次は難しいかもだけど板倉との急遽の交代とかでも安定感があった
田中碧は 最後のミスは田中碧のミスではないとおもうし 全体的にパフォーマンスはよかったとおもう 自分を責めすぎないでほしい
中村は オランダ戦のゴールをブラジルでも観たかったなっていう クロスではなくて自分で仕掛けて撃っていい場面があった
上田は 全体を通して日本のエースストライカーだったな ポストプレーすごかったね ブラジル戦で一人で無回転ミドル撃ってるのをみたときはつらかったなぁもっと 上田を活かせて上田が決められたらよかった
とまあ整理されていない長文を書いてみたけど 素人意見と何の根拠もない感想なんであれですが
結論としては なんだかんだ エンタメとして見る分には ワールドカップはおもしろい スポーツとして勝つにはもう一個考えないといけない
でも 昔に比べれば本当に強くなった 昔からみてたオジサンたちは口を揃えてそれを言うと思う もちろんそれで満足しちゃいけないんだろうけど
なんちゃってサッカーファンの たった1つの願い としては 私が死ぬまでには ベスト8 はみたい
もっと つまらなくていい 海外サッカーファンから応援されるアツい試合ではなくていいから ロボットのように勝って つまらんとか しょっぱい試合で叩かれてもいいから ベスト8はみたい
おねがいします 選手の皆さん ありがとうございました

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